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人形・映画・小説。なんでもありの日記。

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「リボーン。ランボのお見舞い、いってくれる?」
「は?」
ツナからそういわれたとき、リボーンは強く聞き返した。『なんであのあほ牛の見舞いなんか』という思いと、『二日前ぴんぴんしてたのにどうしてだ』が、とっさに混じった「は?」なのだ。
苦笑をこぼして、ツナは説明した。
「ほら、今日は会合の予定だったろ?『申し訳ないけど、欠席する』って連絡あったしさ」
「それだけか」
「うん。まあ、会合って言っても年末休暇に入るからお疲れ様、みたいなのだから支障なかったけど・・・・・ランボが休むなんて相当だからさ」
確かに頑丈ではないが、病気はあまりしない。
(アホだからな、あいつ)
「じゃあお前・・・」
「オレはディーノさんと獄寺君の実家に行くし、山本とヒバリさんは日本だし・・・あ、了平さんもか。時間がありそうなのはリボーンだけで」
「オレだって忙しい」
「愛人めぐりに、だろ。顔出すだけでいいから」
笑顔で押し切られ、さりとてボンゴレボスの『お願い』を無視するわけにもいかず、リボーンはランボの家へ向かった。繁華街の外れにあるアパートメントの一室だ。
一応奴もヒットマンで生活しているし、ファミリーの中にいればもっといい部屋に住めそうなものだが。
きしむ階段を上り、ランボの部屋のインターホンを押す。
返事なし。
いないのかときびすを返しかけたが、ふと小さな物音に気づく、人の気配は1つきりだ。
(・・・なんだ)
誰かに襲われて動けなくなっている可能性もある。
(面倒くせぇな)
眉間を寄せて愛用に銃を引き抜くと、扉に手をかけた。鍵はかかっていない。舌打ちしたいのをこらえて入り込む。
間取りは分かっている。はいってすぐがダイニング、右にベッド、左にバストイレ。気配は右から。
気配を殺してベッドルームに行くと、果たして。
シャツを途中で脱ぎかけたランボが、ベッドから半身落ちながら転がっていた。


「このあほ牛がっ!」
ランボが目を覚ますと、リボーンが馬乗りになって服を脱がそうとしていた。
「ひあぁあえぇえ・・・?」
「間抜けな声を出すな、萎える」
逃げようとしたが、力が入らずもがくだけに終わった。
「ななななに?」
「何、じゃねぇだろ。体冷えてるのにあんな格好で寝やがって」
「・・・え」
途中から記憶が途切れているランボはきょとんとした。落ち着いてくると確かに体はだるいし、ぜいぜいと喉が鳴る。
勢いよくパジャマを投げつけられた。
「ぶふ!」
「てめーは大人しく寝てろ。・・・・あーちくしょうツナの奴・・・」
リボーンはぶつぶついいながら、スーツを脱ぎ腕まくりをする。
なにやらキッチンで作るようだ。それを見てランボは水気を含んだ目を瞬かせる。
あの、リボーンが。ランボの家のキッチンで。何かを作る。
(もしかしたら自分のご飯かもしれないけど)
もしランボのだったら。
(あ・・・なんだか嬉しいかも)
ほとりと水が落ちた。


「起きろー牛ー」
「・・・んにゃ」
「飯だ」
おいしそうなチーズの香りに、ランボは目をこする。
いつの間にか眠っていたようだ。鼻先にチーズたっぷりのミルクリゾットを突きつけられて、跳ね起きた。
(あ・・・大分楽)
熟睡したのと、額に張られたシートのおかげだろう。えらそうに仁王立ちしているリボーンを、今日ばかりは拝みたい心持だ。
「食え」
「・・・・ありがと」
差し出されたリゾットを恐る恐る受け取る。チーズとミルクの香りにうっとりしながら、スプーンをとって口に運ぶ。
「やけどするなよ」
「あっつ!」
リボーンの注意と同時にランボは悲鳴を上げた。
「「・・・・」」
はァ、とため息が聞こえ、思わず身をすくめる。いつもなら怒鳴られているところだから、条件反射だ。ぐい、と顎をつかまれた。
「いっ!」
「・・・そんなにひどかねぇな」
べろリ、と口の端をなめられた。もともと火照った頬が、さらに熱っぽくなる。
「うぅ・・・」
「ほら」
少しだけスプーンに載せて差し出される。ランボは目を丸くした。
(これはもしや『はい、あーんvv』みたいな・・・ッ)
「冷ますのは、自分でやれ」
「あ、はい」
はふはふと息を吹きかけ、少しずつ口にする。リボーンは何かいうかと思ったが、もくもくと口に運ぶだけだった。
(何か今日は優しい・・・風邪、ひいてるからかな)
いやまさか。
(前は急に襲われたんだっけ?じゃあ今日のは何)
「よし食ったな」
「ゴチソウ様」
リゾットを完食し、薬も飲んだところで、リボーンはランボを布団に押し込み抑え付けた。
間違いなく抑え付けた。
「ぅぐ!な、なにリボ・・・ッ!」
もがいた拍子に、リボーンの底光りする目を見てしまった。
(こここわっっ!)
「さァ吐け。アホのお前が風邪なんて上等なもん、引いたわけをな!」
「は、はえ!?」
「おかげでオレは足止めだ。早く愛人のところに行って休暇取りてぇんだよ」
ツナの命令じゃなきゃほっとくのに、とうなり声を出されて、ランボはまた目を潤ませた。リボーンは仕方なくきたのだ。
「おら、さっさと話せ」
「耳・・・・ひっぱんな!」
振り払おうと仕立ては、するりと耳から首下に落ちた。熱でほてった肌にリボーンの冷たい手は気持ちがいい。思わずすりつくと、パジャマの中に逃げた。するすると胸元をたどって、突起をつまむ。
「・・・ンッ」
「お前、ここ好きだもんな」
いつもは柔いそれも、弄られ続けると赤くしこってくる。それを指でこね回されると腰がもじ付いてきた。知らん振りで、リボーンは声をかけてくる。
「あほ牛。話せ」
「ん・・・ァ。二日前、あったろ」
「あァ。お前、愛人連れてたな」
「こ・・・恋人、だっ」
付き合っている人を愛人と称するリボーンは、常に片手では収まらないほどいる。それも飛び切りの美人ばかり。反してランボは一人に集中する。
たまたまリボーンと会った時に、彼女とデート中で。リボーンは彼女を気に入ったようだった。
「お前にはもったいないくらいの美人だからな」
「うるさい・・・っ」
リボーンは彼女の手をとってキスしたのだ。その気障たらしさにランボはあきれたのだけど、年上の彼女はころころと笑った。
『とても素敵な方ね』
挨拶、位の気持ちで彼女はいったと思う。リボーンは常にない微笑で、
『あんな奴よりオレと付き合いませんか?』
なんて事を聞いたのだ。ぎょっとした。
女なら普通ランボよりリボーンを選ぶ。彼女を伺うと、そっと微笑を浮かべて、さらりと交わした。
『それはランボに聞いてくださる?』
リボーンはその返事に満足そうに笑い、その時はそのまま別れたのだけど、そのあとの彼女の言葉がショックだったのだ。
『まるで自分のカレシが、別の人に目移りしてる女の子みたいな顔してるわよ』
いやそんなまさか。
何でそんな顔をしなくてはいけないんだ、ランボさんがリボーンに?
まさかまさかまさかまっさかさま。
考え込みすぎて適当にお風呂を使って寝たら見事に熱を出した。
「・・・・お前」
地をはうようなリボーンの声に、ランボははっと口を閉じた。
しまった、何か余計なことまでしゃべった気がする。
「それはなぁ、知恵熱ってんだ。覚えとけ・・・」
「ちえねつ?」
「普段つかわねぇ頭使うからそんなことになったんだろうがァああっ!」
襟首をつかまれそうになって必死でランボは防御体制に入る。この体調で振り回されたら、熱がぶり返すどころか死後の世界が垣間見える気がする。
亀のように身を丸く硬くしたランボに、腕を伸ばしてリボーンが抱え込む。その暖かさにじんわりとほだされてそろりと顔を上げる。
「そういや、さっき途中でやめてたっけな」
思い出したようにリボーンの指が胸の突起を弄り始める。先ほどよりも荒っぽい手つきで、直截な刺激を与えようと手もパジャマのズボンをもぐっている。
「ひ、ァ・・・ッ!リボ・・・無理・・」
「無理じゃねえだろ、熱下げるのには汗をかくのがいいって、ツナのママンもいってただろうが」
「それとこれとは別・・・・ンふ・・・・」
「体はそういってないみたいだけどな」
自身からもれた先走りでぬれた手をわざとランボに見せつけ、唇をわって指が入ってきた。舌に感じる味に首まで熱い。
「くふ・・・・」
「ふん・・・いやいや言ってたのは最初だけか」
ぬる、と唇からリボーンの指が抜かれると、唾液が糸を引いて滴る。その情景に目を伏せるが次に後孔に触れる感触に目を見開く。
「い・・・ッた!リボーン!」
「うるせえ。大人しくしてろ」
先ほどランボの口に入れていた指が、後孔を和らげようと動き始めた。思わず目をつぶるとリアルに感じる。胎内に入り込んだ指が、内壁を掻き分け奥をくすぐる。こり、としこりを引っかくとランボが体を痙攣させる。
「ぅあ・・ッ!そ、こ・・・だめ・・・ッ」
「うるせえ、あほ牛。気持ちいいんだろうが」
ぴしゃりと言い返され、先ほどのしこりをいやになるほど擦られた。リボーンが飽きて指を抜く頃にはランボは息も絶え絶えに感じ入っていた。
「は・・・・ぁふ・・」
「何一人で気持ちよくなってるんだ、あほ牛」
「な・・・・・に、リボ・・・・・」
かすれた声で聞き返そうとするが、衝撃で目を見開く。胎内にリボーン自身が割り込んできたのだ。
「ぅ、あああ・・・ッ」
「やっぱり熱あるときは、熱いな・・・・」
喉の奥で笑う声が降りてくる。やっぱり、というのはランボが以前風邪を引いたときに急に襲いに来たときのことを言っているのだ。
頬を紅くしながら、埋め込まれた自身の衝撃をやり過ごそうとするが、急に腰を抱え込まれ荒っぽく揺さぶられる。
「あう・・!あん、んんっ!」
「イイ声出してんじゃねえよ」
中を擦りたてられる快感と、わずかな痛みにランボはめまいがしてきた。くらくらする頭の中、激しく中を抉られる。
「いた・・・ぃ、やあ!」
「や、じゃねぇだろ」
「く、ぅ・・・・ンァ!そこ、だめ・・ッ」
蕩けた声を散々上げ、ようやく胎内に白濁が吐き出されると、触れられてもいないランボの自身も同じようにはじけた。それを見たりボーンは
「後ろだけでいけるようになったか・・・」
感慨深げにつぶやいた。


「・・・・・はふ」
眠りに落ちていたランボは目を覚ました。
どきどきする心臓を押さえると、パジャマの感触。脱ぎ捨てたはずなのに、と思って体を起こすと綺麗に体が清められ、後始末もきちんとしてあった。
(リボーンがやったのか・・・?)
さすがにランボの体を気遣ったのだろうか。辺りを見回すとすでに人の気配はなく、静かだった。一応は看病した、という名目は達成したからすでに愛人の家へ向かっているのだろうか。
ひそかに寂しくなりつつもサイドボードを見るとミルクのリゾットが置かれていた。まだ湯気が出ている。
リゾットの下にメモ用紙を見つけ、引っ張り出すと流麗なリボーンの字が書き付けてあった。
『帰る。ツナが心配するから早く直せ』
ぶっきらぼうな書き方だと思った。あれだけ好き勝手しててそれだけか。下のほうに小さく、『愛人になりたいなら、してやってもいい』とかいてある。
「何が愛人だああああ!なるか、そんなもん!」



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